SSLサーバ証明書の標準的な発行ガイドライン策定を目的に結成された業界団体として、CA/ブラウザフォーラムが存在します。

この団体は、電子認証事業者(認証局)およびインターネットブラウザベンダー、ソフトウェアベンダーを主な構成メンバーとする世界レベルのボランティアフォーラムで、電子証明書サービスをとりまく課題解決についての議論や業界ガイドラインを作成しています。

今回、信頼された証明書の発行・維持・失効を行うため、CA/ブラウザフォーラムにより、パブリック認証局が満たすべきSSLサーバ証明書の発行管理要件として、2018年3月1日に証明書有効期間を27ヶ月へ短縮する要件が可決されました。


本件(有効期限短縮)適用後の影響範囲は以下の通りです。

  • ご利用年数3年の商品のご提供終了

    全ての証明書に対し発行可能な証明書の有効期間は最大27ヵ月(新規の場合は24ヵ月)となります。

  • 再発行した証明書に対する有効期間短縮

    再発行する証明書の有効期間が24ヵ月を超過した場合、この超過した日数が短縮されます。
    ※短縮された日数に対し払戻等の対応は行っておりません、お早めに再発行手続きを行って頂けますようご案内致します。

  • 発行が完了していない証明書のキャンセル

    本件(有効期限短縮)適用時、既にご購入・お申込された有効期間3年の証明書で発行が完了していないご注文は自動キャンセルとなり、デポジットへ証明書代金が払戻しされます。
    ※一部の証明書は2月末まで有効となります。詳しくは、有効期限短縮スケジュールをご確認ください。


ご利用中の証明書の有効期限を確認し以下に該当するかご確認ください。

  • 有効期限が2020年2月28日より後である

上記に該当する場合、本件(有効期限短縮)適用以降、証明書の再発行を実施した場合、有効期間が24ヵ月(最大27ヵ月)に短縮される可能性がありますので、 本件(有効期限短縮)適用前までに再発行を完了させてください。
※証明書の再発行及び証明書の差し替えをしない場合はこれに該当しません。


証明書有効期限短縮スケジュールは以下の通りです。

カテゴリ ブランド 適用年月日 備考
FujiSSL FujiSSL 2018年02月27日
FujiSSL Wildcard 2018年02月27日
RapidSSL RapidSSL 2018年02月14日
RapidSSL Wildcard 2018年02月14日
DigiCert DigiCert ワイルドカード証明書 2018年02月16日 適用年月日以降のお申込はできませんが、申請途中のご注文は2018年2月末まで有効
DigiCert マルチドメイン証明書 2018年02月16日 適用年月日以降のお申込はできませんが、申請途中のご注文は2018年2月末まで有効
Geoturst GeoTrust QuickSSL Basic 2018年02月14日
GeoTrust Quick SSL Premium 2018年02月14日
GeoTrust True BusinessID 2018年01月31日
GeoTrust True BusinessID Wildcard 2018年02月14日
Symantec Symantec Secure Server ID 2018年01月31日
Symantec Secure Server ID Wildcad 2018年01月31日
Symantec Global Server ID 2018年01月31日
COMODO COMODO PositiveSSL 2018年02月14日
COMODO PositiveSSL Wildcard 2018年02月14日
COMODO EssentialSSL 2018年02月23日
COMODO EssentialSSL Wildcard 2018年02月23日
COMODO PositiveSSL Multi-Domain 2018年02月23日
Cybertrust cybertrust SureServer for Cloud 2018年02月16日 適用年月日以降のお申込はできませんが、申請途中のご注文は2018年2月末まで有効
※上記のブランドには「電話通知サービス付」の商品も含みます。
※上記スケジュールは予告無く変更になる場合があります。


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